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【動画あり】博多湾に囲まれた福岡の水族館マリンワールド海の中道へ
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福岡県の福岡市にあるマリンワールド海の中道は1989年4月に開館し、水槽の9割を入れ替える大改装を行い2017年4月12日に再開されました。

館内の1階から2階を貫く24 mのパノラマ大水槽や博多湾を背景に華麗に舞うイルカたちが見れるショープール、その他にも見所がたくさんありました。

今回は海の中道マリンワールドさんに特別に撮影許可を頂き、撮影してきました。

ということで、マリンワールド海の中道へのアクセス方法や実際に行ってみた感想などを写真や映像を交えてご紹介します。

マリンワールド海の中道へのアクセス方法

電車で向かう方

JR 海ノ中道駅から徒歩 約5分

バスで向かう方

西鉄バス マリンワールド海の中道(バス停)より徒歩 約2分

車で向かう方

マリンワールド駐車場より徒歩 約2分

駐車場の料金

大型車普通車二輪車
1,580円530円270円

マリンワールドへ芝生の広場の真ん中の道を通って向かいます。

開けた通路を歩くのでお城に向かって歩いてるような感覚になりました笑

それではここからは館内をご紹介します。

入場料

種別大人高校生小中学生幼児
(3才以上小学生未満)
個人2,350円
(シニア1,880円)
2,350円1,100円600円
年間パスポート4,600円4,600円2,100円1,100円

現金で購入する方は自動券売機があるのですが、クレジットカードなどの現金以外での支払いや年間パスポートなどの購入は窓口での手続きになります。

現金での購入方法

1.対象のチケットを選択します。

2.必要な枚数を選択します。

3.発券口から発行されたチケットを取る

発券したチケットを持って入場ゲートへ向かいます。

自動ドアを通った先に入場ゲートがあるので立っているスタッフの方に渡して入ります。

SEA FOREST(お土産ショップ)

入場ゲートを通った先にはお土産コーナーがありました。

マリンワールド海の中道限定のトートバックをはじめとしたグッズやお菓子などが売られていました。

館内の水槽のあるエリアへは水が流れた壁の右側にある階段を上り、壁の裏側を通って行きます。

それではここからは館内の各エリアについてご紹介します。

エリア紹介

九州の近海

まず最初に訪れるエリアが九州の近海です。入場ゲートを進んでショープールの3階のゲートの前にあります。

東シナ海、太平洋、日本海、瀬戸内海の4つの海に囲まれ、そのすべての県が海に面している九州各地域の特徴的な海をそのまま水槽内にて再現されています。

まず初めにお目にかかる水槽は、数分に1回のペースでザブーンと大きな音を立てて波打つ水槽です。

頭上あたりから泡が勢いよく入ってきて水槽の中が泡で一瞬真っ白になります。

静かな空間でいきなりザブーンとなるのでびっくりしました笑

次に進むと右側に小さな水槽が数個あります。

水槽内は地引き網で採れた魚や小さなサメやエビやイソギンチャクといった生き物が展示されています。

近くで覗いてみたのですが水槽が小さいのでとても近くで生き物を見る事ができました。

足元には段があるので、身長の小さい方にも優しい観察環境が整っていました。

小さな水槽の前には日本一長い海藻の「アマモ」が展示されている水槽があり、「ボラ」の稚魚が泳いでいました。

アマモの別名は「リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ(龍宮の乙姫の元結の切り外し)」と呼ばれ、日本一長い名前でもあり、日本一長い高さの海藻として知られています。

ボラはスズキなどと同じ出世魚で大きさ毎に名前が変わります。地方によって呼び名は異なりますが簡単にまとめてみました!

  • ハク(稚魚)
  • オボコ・スバシリ・イナッコ(幼魚)
  • イナ(若魚)
  • ボラ(成魚)
  • トド(大型)

展示されていた水槽内に泳いでいるボラの大きさは幼魚ぐらいの大きさなので「オボコ・スバシリ・イナッコ」の呼び方に
なると思います。

青いライトに照らされた暗い海の中を再現した水槽には大きな鯛が数匹泳いでいました。

ここまで大きい鯛が何匹も泳いでいる光景は実際に見た事がなかったのでとても見応えがありました。

その他にも、「ウミガメ」や「スルメイカ」などが展示されていました。

マリンワールド海の中道では「つくり育てる漁業」を展示テーマに、人工的に作られた魚たちの家「魚礁(ぎょしょう)」と、そこで生活している様々な生き物たち展示しています。

漁礁には様々な生物や海藻が付着していて、魚たちが漁礁の骨組みの隙間を優雅に泳いでる姿がとても魅力でした。

日本一の干潟「有明海」

福岡、佐賀、長崎、熊本の4県で囲まれた日本最大の内海の「有明海」に生息する生き物を捕まえるための道具や仕掛けといったものが展示されているコーナーがありました。

瑞穂漁業協同組合の方々が協力されているので、実際に漁で使用している「籠(かご)」や「縄(なわ)」といった物を
見る事ができます。

松田房晃(まつだふさあき)が江戸時代後期の幕末の頃に有明海で行われていた漁業の様子を絵にした物も展示されていたのですが、今も昔も変わらず同じ方法で漁をしている事がよくわかる絵でした。

泥と海水で干潟を再現した水槽内には「ハゼ」が数匹泳いでいました。

干潟に住む生き物は壁側にある「有明海をもっと身近に!」という展示が行われているので気になった方は有明海の干潟に生息する生き物たちを観察してみてください。

九州の近海エリアはここまでです。

続いてのエリアは海水ではなく淡水に生息する生き物が見れる「阿蘇 水の森」をご紹介します。

阿蘇 水の森

県内に1000カ所以上の湧水源(ゆうすいげん)を有する、水の国・熊本県の大地の栄養分をたっぷり含んだ湧水は、
山から川へ、川から海へ。

そんな自然のつながりを感じてもらえる水と緑の空間です。

阿蘇の森を再現した空間で、緑で生い茂っていて真ん中辺りには水辺がありました。

水槽の前には木でできた椅子が置いてあるのでじっくり観察する事ができます。

私はアカハライモリを実際に川で捕まえて飼育した事があったのですが、まさかフグと同じ「テトロドトキシン」という300度で熱しても解毒できない毒を持っているとは知りませんでした。

その辺にいる生き物も無知で飼育すると危険なので、水槽の近くには親切にスタッフの方が手書きで豆知識として書いてくれているので新たな発見がありとても勉強になりました。

ほねのおと

生きる環境に合わせて変化した骨の形や大きさに隠されたヒミツを、さまざまな擬音で表現した解説付きで学べます。

3階から見える2体の巨大な骨が展示されている少し手前に「HONE NOTE」というクジラの生態について書かれた看板がありました。

「ほねのおと」エリアを通過するとブラックライトで照らされた2階へ向かう通路があります。

マリンワールド海の中道へ後日電話で聞いてみたところ、通路のデザインは山本さんという映画館の看板を書いている方が作成したアート作品ということがわかりました。

本当に綺麗で、躍動感ある海の生き物が書かれているのでとても見応えがありました。

通路の後半に「Yamato」とサインが書かれていました。

通路を抜けると、マリンワールド海の中道の中でも一番大きい水槽のある「九州の外洋」エリアに着きます。

九州の外洋

黒潮が流れる九州南部の温暖な海を再現した、1階と2階を貫いた水深7メートルの外洋大水槽。

上層、中層、低層と、それぞれに自然界で生き残るための生活スタイルを観察する事ができます。

ショーの時間になると、様々な色のライトと壮大な音楽で水中内の魚たちが華麗に泳ぎ回る姿を見る事ができるので気になった方はショーのスケジュールを公式ホームページから確認してから訪れてみてください!

九州のクラゲ

「九州のクラゲ」エリアでは世界に3,000種類もあるクラゲの中でも九州のクラゲに特化した水槽を展示しています。

薄紫色のライトに照らされたクラゲは水の流れに乗りながらふわふわと漂う幻想的で魅惑的な姿を見る事ができます。

瓜(うり)っぽい形をしたウリクラゲなどもいました!

ウリクラゲは光っている細かい短い毛を動かし、周を波打たせて動きます。

クラゲは刺胞(しほう)動物。ウリクラゲは有櫛(ゆうしつ)動物。

というわけで、ウリクラゲはクラゲではなく「クシクラゲ(有櫛動物)」という全く別の生き物だという事を知りました。

九州の深海

深水200mより深い海のことを「深海(しんかい)」と呼びます。

「九州の深海」エリアでは低水温・高水圧・低酸素で暗黒という過酷な環境の中で進化をとげた見た目も不思議な生き物たちを見る事ができます。

深海標本コレクション

マリンワールド海の中道のスタッフの方々の手作りの「深海標本コレクション」は図の番号と標本の番号を照らし合わせながら観察する事ができます。

写真で見るものと実際の標本を見るのとでは大きく印象が異なりました。

深海生物の不思議な見た目をした外観などは標本を通して確認する事ができるのでオススメです!

奄美のサンゴ礁

浅瀬にサンゴ礁が広がる九州の南に位置する奄美の海。

太陽の光を浴びて大きく成長した色鮮やかなサンゴと、カラフルな魚たちが織りなす色とりどりの美しい世界を見る事ができます。

水槽内は暗く、青いライトに照らされた発光物質を持つイソギンチャクなどが光っていました。

磯の生き物に触れ合う

「奄美のサンゴ礁」エリアを少し進むとあるコーナーです。

岩場の多い波打ち際の「磯(いそ)」を再現した水槽にはスタッフの方がいて、磯に生息する「ウニ」や「ヒトデ」などの
生き物についての詳しい説明を聞きながら実際に自分の手で触れることができます。

福岡の身近なイルカ

北部九州にも生息する、小型のイルカ「スナメリ」の愛らしい表情を見ることができます。

水槽は広く、二匹のスナメリが仲良く一緒にぐるぐると泳ぎ回る姿がとても可愛らしかったです。

ラッコプール

浮かんだり、潜ったり、食事をしたり、自由なラッコの姿を見ることができます。

全身には、毛が7〜8億本あり、その毛の隙間に空気を蓄えることで、冷たい水に体温を奪われないようにしています。

ラッコの体には皮下脂肪がほとんどないので、1日に自分の体重の1/4もの餌を食べて熱を作り出して体温を維持しています。

ラッコは毛が汚れてしまうと空気を蓄えることができないので、頻繁に毛繕(けづくろ)いをして清潔に保たれています。

日本にはラッコはたった4匹しかいない

2021年7月の情報では日本でラッコが飼育されている施設はたった3箇所しかなく、三重県の鳥羽水族館に2匹、兵庫県の神戸市立須磨海浜水族園に1匹、マリンワールド海の中道にいるリロ(オス)1匹となっています。

ラッコは非常にデリケートな動物でストレスを受けやすいです。

今まで、他の水族館では何度かラッコを水族館から別の水族館へラッコを移し繁殖を試みたのですが、
移動している最中に死んでしまったり、無事に到着しても元いた水族館の飼育環境とは異なったりした事が原因でストレスを抱えて死んでしまったケースもありました。

マリンワールドでは、数少ない超貴重な愛らしいラッコの姿を水族館の出口付近で見る事ができるのでじっくり観察して見てください。

ショープール

ショープールへのゲートは3階の「九州の近海」エリア付近に1か所、1階の出口付近に1か所あります。

博多湾を背景とした見晴らしのいいショープールで観覧席の目の前にアシカのステージを新設し、より身近でパフォーマンスを見る事ができます。

ショープールの3階にある観覧席の奥側に「IRUKA CAFE」というカフェがありました。

「フランクフルト(300円)」や「たこ焼き(500円)」、甘いものは「アイスクレープ(450円)」や「マフィン(400円)」、「チュリトス(350円)」などが販売されていました。

今回訪れた時は「夜のすいぞくかん」というイベント期間中で、流行りの音楽に合わせたイルカ達によるショーを見る事ができました。

様々な技を繰り広げるイルカ達を見た会場のお客さん達も盛り上がっていたのでとても楽しむ事ができました!

restaurant Reilly

1階にあるレストラン「Reilly」はイルカがいるショープールの水槽が目の前にあるので、イルカが優雅に泳いでいるところを見ながら食事を楽しむことができます。

宮崎県産のシュモクサメを使った「シャークフライカレー(850円)」やイルカの形をしたクッキーが乗った「ドルフィンパフェ(700円)」などマリンワールド海の中身でしか味わうことができない料理が沢山ありました。

特別展

マリンワールド海の中道では2階のマリンホールで特別展を開催しています。

私が訪れた時は、春の特別展「海の赤ちゃん生存戦略!」が開催されており、たくさんの生き物の赤ちゃんを見る事が出来ました。

特別展はとても作り込まれていて、ジンベイザメの赤ちゃんの標本や、水槽内にはカクレクマノミやタツノオトシゴといった可愛らしい生き物が泳いでいました。

ファミコンゲームの世界観で表現されたエリア内のイラストには生き物の誕生についてわかりやすく解説されており、まるでゲームを攻略するかのように楽しみながら学ぶことができるのでとても良かったです。

再入場方法

退館する際に通るゲートの近くに「再入館」と書かれたオレンジ色のボックスがあるので台の上に手を置いて、左の甲に再入館スタンプを押します。

スタンプの色は透明でブラックライトに反応するようになっています。

再入館の最終時刻が決まっているので訪れた際は、再入館最終時刻をよく確認しておきましょう。

感想

今回マリンワールド海の中道に行った感想は、漁業を通じて知ることができた九州の海の事情だったり、館内のスタッフの方が手作りで作成した標本コーナーやイラストを使用した生き物の生態についての解説など博物館級の展示方法で
楽しく学ぶことができる水族館という印象を持ちました。

かといって博物館のようにお堅いイメージがあるのではなく、話題の音楽に合わせたイルカショーや季節限定のイベントなども開催されていたりエンターテイメント性にあふれているので、年齢を問わずお友達や家族と一緒に、または年間パスポートを利用して時間が空いた時に一人でのんびり水槽内の生き物達に触れ合いに行くのもオススメです!

これからマリンワールド海の中道に行く予定の方はくれぐれもお気をつけて行ってらっしゃいませ。

※掲載情報は2022年3月24日公開時のものです。
現在の内容、プランや料金などが異なる場合がありますので、お出かけの際は必ず事前に公式サイト等で情報を再度ご確認ください。
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