100円ショップダイソー🎣振り出し竿&リールを使って海釣りしてみた
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100円ショップダイソー🎣振り出し竿&リールを使って海釣りしてみた

ダイソーの釣具コーナーの商品棚を見ていると、竿とリールがセットで1,000円という超コスパ最強の釣竿が売っていたのですが、もう少し大きい魚を釣ろうと思ったら後少しだけ長さが足りないなぁ〜

釣竿コーナーに行って商品棚を見ると最大270cmの振り出し竿という800円の割と良い感じの竿が置いてありました。

セット売りの1,000円竿は最大で約180cmなのですが、更に90cmも長い約270cmという長さに魅了されて、購入してみました。

今回は気になる耐久性や本当に釣れるのか?など疑問を解決すべく海へ向かい、実際にダイソーで購入した270cmの振り出し竿と3000番台のリールを使って釣りをしてみたので早速ご紹介します!

セット売りの1,000円竿の詳細は別の記事で紹介しているので是非チェックしてみてください!

振り出し竿

振り出し竿

  • 商品名:振り出し竿
  • バーコード(JAN):
    210cm【4549131968156】
    240cm【4549131968132】
    270cm【4549131968101】
  • サイズ:
    210cm【約2.6cm×3.9cm×210cm】
    240cm【約4.8cm×2.8cm×240cm】
    270cm【約4.9cm×2.8cm×270cm】
  • 材質:
    竿【グラスファイバー】
    グリップ【EVA樹脂】
  • 価格:
    210cm【800円+税】
    240cm【800円+税】
    270cm【800円+税】

振り出し竿は210cm(600円)、240cm(700円)、270cm(800円)の3種類、長さによって100円ずつ値段が異なって売られています。

竿とリールが別売りになっているので、好きな長さのものを購入してみてください。

大物を狙ってみたい方や、岸から海まで少し離れた場所から釣りをする方にオススメできます!

メタリックブルーの釣りセットと270cmの竿と1,000番台のリール込みで計ってみました。

メタリックブルーのリール込みの重量は276g、270cmのリール込み重量は約4.17gと約1.5倍の重量差がありました。

メタリックブルーは大人でも楽しめますが、お子様と釣りに行く!という方はメタリックブルーやシルバーのリール付き釣りセットを使ってみるといいかもしれません。

リール

  • 商品名:リール(1000番台・2000番台・3000番台)
  • バーコード(JAN):
    1000番台【4549131968026】
    2000番台【4549131968040】
    3000番台【4549131971163】
  • サイズ:
    1000番台【約14.3cm×10.7cm×11.8cm】
    2000番台【約14.3cm×10.7cm×12.7cm】
    3000番台【約14.3cm×11.2cm×13cm】
  • 材質:
    糸【ナイロン】
    針【鋼鉄・サルカン】
    スナップ【鉄】
  • ギア比: 5.2:1
  • 糸巻量:
    1000番台【ナイロン2号 100m】
    2000番台【ナイロン3号 100m】
    3000番台【ナイロン4号 100m】
  • 価格:500円+税

リールは1000番台、2000番台、3000番台の3種類で糸の太さによって値段が異なって売られています。

リールのサイズ選びの基準は「番手」と呼ばれる数字が大きくなればなるほどヘビーな魚を狙うような形です。

今回の場合、1000番台はアジなどの小物向け、3000番台は大きい魚向けといった感じですね。

上部の写真を見ると若干ですが「スプール」と呼ばれる糸が巻かれている部分の大きさが1000番台の方が小さくと3000番台の方が大きくなっています。

スプールが大きいとリールに巻かれている道糸がよりスムーズに放出されるので、飛距離がアップします。

沖の方に投げて大物を狙いたい方は大きい3000番台を試してみてください!

先ほど紹介した「釣り竿 メタリックブルー」に付いていたリールと比べてみました。

リール単体で購入した方がひと回り大きく、ハンドルの折りたたみもハンドルについているトリガーを押すだけで折りたたむことができるので利便性なども上がっています。

細かい違いなどはぱっと見ですが、スプールが若干太くなっていてメタリックブルーの方と比べるとリール全体の所々に金属類を使用しているということもあり作りがしっかりしています。

早速、購入した竿にリールを取り付けて海へ魚釣りに行ってみました。

メタリックブルーの竿とリールがセットで1,000円の釣竿は別の記事でご紹介しているので比較してみてください!

撒き餌釣り

撒き餌釣りは、釣りをするポイントの周囲に餌を撒き散らすことで魚を寄せ付けて釣り上げる手法です。

撒き餌の作り方をご紹介します。

  • 集魚剤(無ければヌカ)
  • パン粉(あってもなくても良い)
  • オキアミ
  • 海水

この4つを混ぜるだけで撒き餌が完成します。

集魚剤

  • 商品名:ヒロキュー グレTEN 2kg 配合エサ
  • バーコード(JAN):4514394040017
  • 内容量:約2kg
  • 材質:
    ニンニク
    酒粕

    カキガラ
    そのほか穀類など

今回使用した集魚剤はグレテンという約2kgのものを使いました。

値段は500~550円の間で購入できます。

当日釣り場でオキアミと海水の配合方法を忘れても、パッケージの裏側に親切に記されているので困ったら裏面を確認して配合してみてください。

パン粉

パン粉はあっても無くても良いのですが、入れるとかさ増しして少しでも長く撒き餌をしたい場合にもパン粉を入れると良いです。

全解凍されたオキアミの汁をパン粉に吸わせてオキアミの分身を作るようなイメージです。

釣具屋さんに言った時に売ってあったパン粉を入れてみましたが、あんまりパン粉を入れすぎるとオキアミの匂いが薄れてしまうので様子を見て入れてみてください。

スーパーなどで売ってる安いパン粉を入れても同じなのでお財布と相談しながら購入してみてください。

オキアミ(アミエビ)

  • 商品名:ヒロキューの輸入アミエビ
  • バーコード(JAN):
    4切(約4kg)【4514394025106】
    8切(約2kg)【4514394025120】
    16切(約1kg)【4514394025151】
  • 内容量:約1kg、約2kg、約4kg
  • 材質:アミエビ

アミエビは釣具屋に行けば冷凍のものが300円ほどで売られているのですが、溶かすのに時間がかかるので前もって溶かしておく必要があります。

海水を足せば溶けるかと思い、海水を汲んできて冷凍されたアミエビの中に入れて解凍をはやめようとしたのですがなかなか解けませんでした。

すぐに使いたい方は、未開封なら常温保存できる「アミ姫」というチューブタイプのオキアミがあります。

マルキュー(MARUKYU) アミ姫 600g

  • 商品名:マルキュー(MARUKYU) アミ姫 600g
  • バーコード(JAN):4905789005566
  • 内容量:約600g
  • 材質:
    アミエビ
    食塩
    酒精
    香料
    着色料
    増粘多糖類

フルーティーな匂いがするのでエビ特有のニオイが苦手な人にも優しく、絞って出すタイプなので手に付く心配がありません。

実際に使ってみた事があるのですが粘り気があってまとまりが良いのですが、海水の入ったバケツの中に入れると絞ったままの形でしばらく残っていました。

粘り気が強く散らばりにくいので、たまに竿をチョンチョンと縦に動かして振動を与えながら使ってみてください。

冷凍のオキアミブロックなどは安い代わりに現地に到着するまでの間に解凍させる必要があります。

バケツに入れて使用した後は勿体無いと思いつつも全部海へ撒いて帰るパターンがほとんど。

アミ姫は1度で使い切る必要性がない上に自宅に持って帰ってきて冷凍庫に入れて保管できる&キャップ付きなので臭みなどが漏れる心配もありません。

バックの中に入れて持ち運びができるのでオススメです!

付け餌

  • 商品名:生イキくん ツインパック
  • バーコード(JAN):
    S【4514394031305】
    M【4514394031299】
    L【4514394031282】
    2L【4514394031275】
  • 内容量:約75g
  • 材質:オキアミ

まず最初は、撒き餌をしながら針にエビを付ける餌づりをしてみました。

使用した餌は冷凍の「ヒロキュー 生イキくん ツインパック L」という商品です。

サイズの見方はオキアミ1匹の大きさです。

Sサイズはとても小さく細いので、細くて小さな針にしか刺さりません。

Lサイズは大きさもちょうど良く、針に付けやすいです。

ネット通販でも調べた所、売ってはいるものの送料が高いので購入するなら釣具屋さんに行けば1セット400円以内で購入できるかと思います。

釣具屋さんでも偶に置いていないことがあるので、そう言った場合は事前に確実に用意できる面を考慮してコスパを考えたら悩む所ですが、通販で購入してみるのもオススメです。

撒き餌ひしゃく

  • 商品名:撒き餌ひしゃく
  • バーコード:4549131960433
  • サイズ:約4.8cm×3cm×48cm
  • 材質:
    カップ・グリップ【ポリプロピレン】
    柄【グラスファイバー
  • 価格:100円+税

ダイソーに撒き餌用の柄杓が売っていました!

先端の掬う部分は穴が空いているので、真空状態にならずに遠くへオキアミを飛ばせるようになっています。

撒き餌を海に撒きながら釣りをする場合は1本あれば十分です。

撒き餌の投げ方

撒き餌の投げ方は、釣る前に2回くらいすくって広範囲に撒き散らします。

1分ほどしてから小魚たちが集まってくるので、その時に餌をつけた針を海に糸を垂らす感じです。

糸を垂らしている間も様子を見ながらですが3〜4分間隔で撒き餌を追加ですると良いです!

しばらくすると魚が寄ってきます。

撒き餌の効果もあり、海に針を落とした後10秒もかからない内に早速1匹釣れました!

オヤビッチャと呼ばれる縦縞の綺麗なスズメダイが釣れました。

見た目の色がいいので観賞魚としても人気ですが、味も良いのがスズメダイ。

沖縄では白身の味が美味しいという方が一定数いるほどで脂が多いのでお刺身でも美味しく食べられます。

1時間ほどでたくさん釣れました!大漁だったので、家に持ち帰ってエラや内臓を取り除いた後、開きにして2日ほど室内の陽の当たる場所で干しました。

  • 商品名:つなげる多用途ネット
  • バーコード:4979909962053
  • サイズ:糸約91cm
  • 材質:
    本体【ポリエチレン】
    金属部【スチール】
  • 価格:200円+税

干す時に使ったのは、同じくダイソーで売られている多用途ネットを使いました。

ファスナーがついているので、虫が入ることもなく安全に干せます。

干したい物の量に合わせて購入すれば縦に連結できるので、釣れた魚の量に合わせて購入してみるのもいいかも知れません。

家にちょうどいいハンガーラックがあったので、下に新聞紙を敷いて干しました。

干した後の魚は塩焼き、唐揚げにして食べました。

とりあえず一般的な撒き餌釣りはできたので、次は餌釣りです!

念の為大物を狙うために針と糸を付け替える

ダイソーで売られている仕掛けなどを持って行きたいのですが、少し大きな魚を狙おうと思うならこれでは糸も細すぎるし針も小さすぎるので簡単に引きちぎられてしまいます。

他社メーカーの更に丈夫な針や糸に張り替えて大物を狙ってみるのもオススメです。

5号/20lb ヤマトヨテグス(YAMATOYO) ナイロンライン ジャスト 1000m

  • 商品名:ヤマトヨテグス(YAMATOYO) ナイロンライン ジャスト 1000m 5号/20lb
  • バーコード:4990463075164
  • サイズ:
    長さ【約1000m】
    号数【5号】
    強度【20lb】
  • 材質:スーパーナイロン
  • 価格:999円(※Amazon価格)

ダイソーのリールに付いている道糸のサイズは2号なので、大物を釣りたい方は道糸を張り替える必要があります。

ヤマトヨテグス(YAMATOYO) ナイロンライン ジャスト5号/20lbぐらいがちょうどいいかと思います。

あまり太すぎてもリールに巻ける道糸の長さが短くなってしまうので、5号の物を購入しました。

3000番台のリールを買えばよかったなぁ〜とも思いましたが、この時1000番台しか持っていなかったので大物を狙いたい方は3000番台を購入して糸を張り替えてみてください!

がまかつ(Gamakatsu) 太地ムツ フック (銀) 17号

  • 商品名:がまかつ(Gamakatsu) 太地ムツ フック (銀) 17号
  • バーコード:4990463075164
  • サイズ:号数【15号】
  • 材質:金属

針の太さは釣る魚ごとに変わってくるのですが、私はブダイ系を釣りたかったので大きい針を購入しました。

針の先端の曲がり方が少し個性的で、1度引っかかってくれれば外れることはありません。

釣具屋だと2〜300円で購入できる釣り針です。

東レ(TORAY) ライン 銀鱗 50m 18号

  • 商品名:東レ(TORAY) ライン 銀鱗 50m 18号
  • バーコード:4960685910741
  • サイズ:長さ【約50m】,号数【18号】
  • 材質:ナイロンライン
  • 価格:968円(※Amazon価格)

ハリス糸には銀鱗(ぎんりん)の18号を購入して使用しました。

ちなみに「ハリス」は、道糸の先に結ぶための釣り糸で、先ほど紹介した「道糸」は、リールに巻くための釣り糸です。

針と糸を結ぶための糸がハリスです。

ハリス糸は魚に仕掛けが気づかれないように道糸よりも細い糸を使いうのですが、夜釣りなので太めのハリスを使って更に頑丈な仕掛けを作ります。

購入したハリスと釣り針を結び、いざ夜の海に投げ込みます。

付け餌

今回は花イカ(ジンドウイカ)を餌に使用しました。

餌を針につける時はなるべく釣り針が見えないようにすること!

餌をつけた針を投げて、ドラグを緩めて10分ほど放置しました。

先端部分には釣竿用の鈴を付け竿先を少し出して置きます。

しばらくするとすごい勢いで引っ張られました。

意外としぶとく、糸が切れないように少しずつドラグを締めながらゆっくり引き上げます。

引っ張っていた正体は40cmほどのアカエイでした(笑)

中くらいの魚を期待しましたが、エイは意外とグーっと引っ張っていくので魚よりも引き上げる力が必要でした。

ダイソーの竿でも意外と大きいエイでも釣り上げられたので耐久性面は問題なさそうです!

夜釣りで恐ろしいほど強い引きが来た

竿を再び置き直してしばらくすると、糸がものすごい勢いで出て行ったので慌てて竿を持ち上げたのですが、これがまた重い。

両腕でめいいっぱい引き上げながら4~5分かけて糸を巻き上げました。

巨大なエイでした(笑)

尻尾の毒針が怖かったのでメジャーの測りが甘かったのですが、後で軍手をつけて測ってみたところ91cmでした!

振り出し竿の耐久性は問題なさそうです!

ちなみにこの後もう一回当たりが来たのですが、サメか何かの巨大な魚に引っ張られてリールの糸が最後まで出で切られてしまいました。

あまりにも引きが強いのでリールから煙が上がるかと思いました。

同行人は「よりによって人間がどうこうできるレベルじゃないものが食いついたなぁ~、恐ろし~(笑)」と言ってました( ´ ▽ ` ; )

おそらくクエかブダイ系の大物だと思うとのことでした。

まぁ、それでも折れる気配はなかったので大丈夫そうでした。

同行人は隣で50cmを超えるゴマフエダイを釣り上げてました。

ダイソーの網とフィッシュグリップ、メジャーがここで大活躍しました!

釣りの後は真水でお手入れ

釣りから戻ってきたら玄関かお風呂場などでシャワーで軽く表面を洗い流して軽く布で拭いて直射日光の当たらない場所に保管します。

直射日光の当たるところに置いておくと太陽の熱で塗装が剥げてしまったり、ナイロンの道糸も溶けてしまう恐れがあるので部屋の中に入れておくことをお勧めします。

さいごに

今回はダイソーの振り出し竿とリールを実際に使ってみたのですが、なかなか良い感じでした。

いろんなサイトを見ていても、「巻くときのリールの音がうるさい」「買わないほうがいい」など自称釣りのプロと呼ばれる方のレビューは辛口だったので心配していました。

個人的な感想としては特にうるさいと感じることもないし、むしろ買ってよかったと思えるような商品でした。

サイズもスーツケースにすっぽり入るサイズなので、旅行やお出かけ先で釣りをしたい!という方にもオススメできます!

竿とリールがセットになった釣竿は1,000円+税で、竿とリール別々で購入して合わせて1,400円+税。

330円出して大きいものを買うかどうかは、自分のお財布と相談してみてください(笑)

これから釣りへ出かける方はお気をつけて行ってらっしゃいませ!

良い釣りライフを\(^o^)/

※掲載情報は 2023年7月19日公開時のものです。
現在の内容、プランや料金などが異なる場合がありますので、お出かけの際は必ず事前に公式サイト等で情報を再度ご確認ください。
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