
8月を迎えて夏休み本番を迎えた学生さんは長期休暇を満喫している真っ最中かと思います。
小学生の方は夏休みの自由研究などで昆虫採集をする予定の方も居るかと思います。
カブトムシやクワガタムシの飼育グッズはホームセンターなどで売っているのですが、実は100円均一でも揃います。
たくさん虫を捕まえると飼育ケースや餌代など値段が張ってくるのですが、最近では100円均一のキャンドゥでもたくさん昆虫採集グッズが販売されていてお財布に優しい範囲で購入&飼育ができるようになっています。
今回は実際に昆虫採集へ行った時に使ったグッズや飼育で使えるキャンドゥ(Can★Do)のオススメグッズを16選ご紹介します。
昆虫採集グッズ
虫篭TV型スタンダード 青

- 商品名:虫篭TV型スタンダード 青
- バーコード(JAN):4970093000583
- サイズ:約13.5cm×17.5cm×8cm
- 材質:PP
- 価格:100円+税

スライドして開閉する透明の蓋がある昔からあるポピュラーな虫かごです。
肩から吊り下げる白い紐がついています。

本体はパカっと開くことができるのですが、紐がとても邪魔でした。
それでも、手軽に持ち運べるので昆虫採集の時は1つだけ持っておきましょう。
伸縮カラフルマルチネット MA-846

- 商品名:伸縮カラフルマルチネット MA-846
- バーコード(JAN):4978929908461
- サイズ:最大【約87cm】,収納時【約38cm】
- 材質:ポリエステル,スチール,ステンレススチール,熱可塑性ゴム
- 価格:100円+税
網とグリップの色が統一されたデザインで伸縮タイプの虫網です。
自分の身長に合わせて調整できる虫取り網なので、小さなお子様などに持たせるときも地面に引きずって持ち歩くといった心配もありません。
通常長いので、荷物になりがちなのですが伸縮できるので旅行などでもバックの中に入る大きさなので持ち運びには最適です。

実際に伸ばすと割と長い。
ただ、目先の生き物に向かって勢いよく振り被すと折れそうな感じもしました。
2段階の元々長い虫網だとなかなか折れないのですが、旅行に持って行きやすいサイズを考えたら調節ができる虫網の方がいいかもしれません。
デメリットは耐久性に難があるかなぁ〜という印象です。
最大まで伸ばして水辺で魚を捕まえようとすると水圧に負けて折れてしまうかもしれないので、短くすれば折れる心配はなさそうです。
カブトムシ&クワガタムシの採集方法

カブトムシやクワガタムシはクヌギの木などから出ている樹液という蜜を求めて飛んでくるので、その習性を活かした捕獲トラップを作るとカブトムシやクワガタムシが採集できます。
トラップを使用しなくても、クヌギの木などを蹴ると上から降ってくるのでどちらの方法でも採集できます。
今回は焼酎トラップを作ってみたのでご紹介します。
焼酎トラップの作り方

- タッパー(1800ml)×2
- バナナ8本
- 焼酎(米・麦・芋 何でもOK)
- ストッキング×4
パイナップルでも可能ですが、バナナの方がトラップとして長持ちするし値段も安いのでバナナだけでOKです。
パイナップルの代わりにバナナを購入する方はバナナを16本(4フサ)を用意してください。

今回使用したタッパーの容量は1800mlです。
バナナとパイナップルをそれぞれ用意したタッパーに敷き詰めます。
使用した焼酎
サッポロ 甲乙混和芋焼酎 こくいも 20度 紙パック [ 焼酎 1800ml ]

- 商品名:サッポロ 甲乙混和芋焼酎 こくいも 20度 紙パック [ 焼酎 1800ml ]
- バーコード(JAN):4901880896751
- サイズ:29.6 x 9.7 x 9.3 cm
- 材質:ポリプロピレン
- 価格:100円+税
焼酎は安ければ安くて大丈夫ですが、沢山使用するので1.8Lはあった方がいいです。
未成年の方は成人済みの方に買ってもらってください。

敷き詰めたフルーツの上から焼酎をかけます。
切ったフルーツが全て浸るまで入れてください。

焼酎を入れたら蓋をして、直射日光の当たる場所に2日間ぐらい置いて発酵させます。

直射日光に2日間当て続けた結果、発酵してバナナは真っ黒に、パイナップルは少し白くなっていました。
パイナップルはあまり発酵しませんでしたが、トラップとしてはしっかり効果はあるので問題ありません。
設置した結果

前日の夕方ごろに設置し、翌朝6時ごろに様子を見にきたらカブトムシやクワガタが沢山トラップに蜜を吸いにきていました。
バナナもパイナップルも両方しっかり機能していました。
大成功です!!
やはりパイナップルはドライフルーツのように乾燥してカサカサになっていたのでバナナが一番長持ちして効果的でした。
ムカデに注意

もちろん、カブトムシやクワガタムシだけが寄ってくるわけではありません。
猛毒のムカデや吸血昆虫のアブなど危険な虫も寄ってくるのでトラップ周辺は気をつけて触るようにしましょう。

使用済みのトラップはハサミを使用すると簡単に回収できるので、綺麗にして帰りましょう。

カブトムシも無事に捕獲できたので、早速本題でもある飼育セットをご紹介します!
飼育グッズ

- 商品名:飼育ケース BU-CASE10
- バーコード(JAN):3535244572464
- サイズ:約18.5cm×11cm×15cm
- 材質:本体・窓【ポリスチレン】,フタ・ハンドル【ポリプロピレン】
- 価格:100円+税

キャンドゥの餌皿や登り木などは大きいものが多いので、餌皿などを使用する際は大サイズの飼育ケースを別で購入した方がいいかと思います。
小サイズのワイド飼育ケースでも餌皿や登り木などは入りませんが、オスメスペアでの飼育やお気に入りのカブトムシやクワガタを1匹入れてじっくり観察するのもいいかと思います。
通販で売っているオススメ収納ボックス

- 商品名:JEJアステージ 収納ボックス NCボックス #11
- バーコード(JAN):4945296013678
- サイズ: 約20cm×35cm×18cm
- 材質:ポリプロピレン
- 価格:615円+税
NCボックス #11という通販で売られている蓋付きの収納ボックスが一般的な大きい飼育ケースとほぼ同じ大きさです。

ハンダごてで上の蓋に穴を開ければ、飼育ケースとして使えます。
ちなみにNCボックス #11は縦積みが8段まで可能とのことなのでもし大サイスの飼育ケースが売っていなかったら収納ケースをリメイクして使うのもオススメです。
昆虫マット
腐葉土

- 商品名:昆虫用マット 幼虫・成虫用
- バーコード(JAN):4986614227087
- サイズ: 約29.5cm×21.5cm(※mitemil調べ)
- 内容量:2L
- 材質:腐葉土
- 価格:100円+税
カブトムシをはじめとした昆虫飼育で必要な飼育マットです。
腐葉土でできているため成虫・幼虫のどちらにも使用できます。

未開封でも湿って土の状態が悪くなっている場合はガス抜きする必要もありますが、今回は大丈夫そうでした。
ガス抜きは、ビニール袋か約1~7日ほど風通しのいい場所で発酵臭を飛ばします。
その辺の山にある土のような匂いになれば完成です。
クヌギ

- 商品名:昆虫用くぬぎマット
- バーコード(JAN):4986614227223
- サイズ: 約32.5cm×22.5cm(※mitemil調べ)
- 内容量:2L
- 材質:広葉樹
- 価格:100円+税
主に成虫のカブトムシやクワガタムシの飼育で使用するマットです。

日本のカブトムシやクワガタムシの幼虫でもクヌギマットを食べてくれますが、幼虫飼育の場合は発酵マットと呼ばれる先ほど紹介した黒い土で飼育した方がいいです。
クヌギマットは水分があまり入っていないことが多いので、開封したら水をたっぷり含ませてかき混ぜてから使用します。
樹皮の隠れ家

- 商品名:樹皮の隠れ家
- バーコード(JAN):4986614227216
- サイズ: 約26.5cm×10cm(※mitemil調べ)
- 材質:天然木
- 価格:100円+税

薄く切られた天然木の樹皮がが2〜3枚入っていて、積み重ねたりして飼育ケースに入れておくと虫たちの隠れ家にもなります。
樹皮は大きくなく、厚くないので小さい飼育ケースにも1枚入れてあげると、虫たちの転倒防止にもつながるのでオススメです!
のぼり木

- 商品名:のぼり木
- バーコード(JAN):4986614227100
- サイズ: 約26cm×10cm(※mitemil調べ)
- 材質:天然木
- 価格:100円+税
木に登りながら餌を食べる所が見れるアイテムで、より自然に近い環境で飼育できます。

今回購入したNCボックス #11の幅にピッタリサイズでした。
斜めがけしてあげると下に空白ができるので、虫たちの隠れ家にもなります。
餌皿の代わりにもなるのでオススメです!
くち木

- 商品名:くち木
- バーコード(JAN):4986614227094
- サイズ: 約26.4cm×10cm(※mitemil調べ)
- 材質:天然木
- 価格:100円+税

くち木はクワガタが産卵するための木で、使い方は飼育マットの中に埋めます。
飼育マットに埋める前に、くち木に水分を含ませて上げる必要があるので水の入った容器に入れて沈めます。

水の入ったペットボトルを乗せるとしっかり沈みます。
沈めたくち木から気泡が出なくなれば水揚げします。

今回は1時間40分ほどで水入れ作業が完了しました。
水分を含んだ通常のくち木は表皮がくっついているのでカッターナイフなどで表皮を削る作業があるのですが、表皮がついていないので作業的には水に浸すだけでした。
ちなみに、ドリルでくち木の表面に穴を開けてメスのクワガタが産卵する際に齧るきっかけを作ってあげる方も中にはいます。

くち木は敷いた飼育マットの表面から少し見えていても大丈夫です。
クワガタを長期にわたって飼育する方はくち木は必須なので要チェックです。
ただ、デメリットとしては幼虫の成長過程をすぐに確認できないしもしくち気がなくなってしまった時に新調するのが難しいので1〜2令幼虫の間だけくち木で飼育してその後は飼育マットに切り替えといった感じでもいいかと思います。
木の葉のおふとん

- 商品名:木の葉のおふとん
- バーコード(JAN):4986614227148
- サイズ: 約26.5cm×17cm(※mitemil調べ)
- 内容量:10g
- 材質:クヌギ・ナラなどの広葉樹の葉
- 価格:100円+税
飼育マットの上に被せるための枯葉です。
枯れ葉はクヌギの葉が枯れたもので、内容量は約18gとなっています。

枯れ葉に100円?!と思うかもしれませんが、外に落ちているクヌギの葉を使用するとダニ、蜘蛛、アリといった虫や変な寄生虫が付着していることがあります。
100円出して綺麗なものを使用した方が飼育環境の管理がしやすいので1つ買っておくといいかと思います。
エサ皿

- 商品名:エサ皿
- バーコード(JAN):4986614227117
- サイズ: 約26.5cm×10cm(※mitemil調べ)
- 材質:天然木
- 価格:100円+税
一般的な昆虫ゼリーが1つ入る穴が開いた餌皿です。

餌皿は大きいのですが、ゼリーが1つしか入らないので3〜4匹一緒に飼育していると虫同士で餌の奪い合いが発生します。
カブトムシのオスメスペアの場合は飼育ケース内に餌を2つほど常備しておく必要があります。
餌皿の下は虫たちの隠れ家にもなるので1つ入れておけばいいかと思います。
昆虫マット用保水液

- 商品名:昆虫マット用保水液
- バーコード(JAN):4986614227070
- 内容量:250cc
- 材質:天然ミネラル・食用色素
- 価格:100円+税
腐葉土やクヌギマットに直接刺して地中の昆虫マットへ水分を常に与え続けることができます。
乾燥に弱い成虫を守りつつ、幼虫の栄養も補給してくれる保水ウォーターです。

気をつけておくポイントとしては、保水ウォーターがなくなったら交換して新しい物に交換するかと思いますが、あまり継続的に使用し続けると土に水分が多くなり土が腐ってしまう恐れがあります。
土の状態を確認しつつ、使用してみてください。
昆虫ゼリー8P フルーツ味

- 商品名:昆虫ゼリー8P フルーツ味
- バーコード(JAN):4986614227094
- サイズ: 約21.8cm×14.8cm(※mitemil調べ)
- 内容量:約16g×8個入り
- 材質:糖類(麦芽糖・ブドウ糖果糖),ゲル化剤,クエン酸,香料,クエン酸ナトリウム,ソルビン酸カリウム,色素,トレハロース,水
- 価格:100円+税
キャンドゥに売られているカブトムシ・クワガタムシ専用の昆虫ゼリーです。
通常の深型ゼリーで浅型タイプよりも長持ちします。
パッケージの中には、イチゴ・ブドウ・バナナ・メロンが各2個ずつ計8個が入っていました。

セットしたのぼり棒や餌皿の中にセットして完成です。
ちなみに昆虫ゼリーは、フタをはがしたら3日で腐ってしまうので2.3日に1回交換してあげるようにしてください。
腐ってしまうと虫も食べないので、新鮮な餌を与えるようにしてください。
ちなみに、昆虫ゼリーには賞味期限がないので古いゼリーでも開封していなければ腐ることはないので問題ありません。
さいごに
今回はキャンドゥのカブト&クワガタおすすめ飼育グッズ16選ということで昆虫採集で必要なアイテムや飼育グッズをご紹介しました。
意外と飼育グッズが多くあったので、夏休みの旅行などのお出かけ先で昆虫採集をする予定の方にはもってこいのお店でした。
これから夏、昆虫採集でカブトムシやクワガタムシを捕まえて飼育してみたい!という方はぜひお近くのキャンドゥで探してみてください。
今回ご紹介できなかった飼育アイテムが他にも売られているので是非チェックしてみてください!
現在の内容、プランや料金などが異なる場合がありますので、お出かけの際は必ず事前に公式サイト等で情報を再度ご確認ください。