名門大洋フェリーきたきゅうしゅうii乗船記｜レストラン＆ツーリスト部屋

福岡県北九州市「JR小倉駅」。
これから港行きの無料送迎バスに乗ります。
今日は12月31日、大晦日。
人生で初めて船の上で新年を迎える予定です。

予定より早く送迎バスが到着。
年末特有の混雑に対応するためか、今日は2本体制で運行。
私は1本目のバスに乗り込み、15時22分に出発。
2本目のバスは通常通り15時40分に出発するとのことでした。

新門司港に到着。
ターミナルは意外と空いていました。
手続きを済ませた後、2階の乗船口へ向かいました。

予約していた6階の客室に到着。
2段ベッドが並ぶ相部屋タイプの「スタンダード洋室」。
この船で2番目に安い部屋です。

船内は新年ムード一色。
日の丸と名門大洋フェリーの旗が掲げられた中央ロビー。
旗の間には「謹賀新年」の布が飾られていました。

出港の1分前。
ロビー横の乗船口では銅鑼が鳴らされ、出発の合図が船内に響き渡りました。

定刻通り、新門司港を出港。
船内には「蛍の光」が流れ、岸では港の職員さんが大きく旗を振って見送ってくれました。

第2便の「フェリーふくおか」が見えました。
夕日に照らされて美しく映えていました。

6階の展望レストランに到着。
バイキング形式で豊富な料理が食べられます。

夕陽を眺めながらゆっくりと食事タイム。
レストラン内は賑わっていました。

食事をしていると、船内放送が流れました。
「明日の朝食は、特別料理のお正月セットを販売いたします。」
食後、案内所でお正月セット（750円）の予約を済ませてから部屋に戻りました。

今夜限定で、年越しそば（420円）が販売されていました。
レストランで会計を済ませると、箸とおしぼり、そして年越しそばが手渡されました。

蕎麦の上には、薄揚げが、かまぼこが2枚ずつ、ワカメとネギ。
意外と具沢山。
ぬるい蕎麦。ですが出汁はしっかり美味しかったです。

6階の大浴場に到着。
上限12人に対して、現在10人が利用中。
個室のシャワールームもこの時間は満室。
諦めて部屋に戻りました。

部屋が消灯されました。
相部屋のエコノミー・ツーリストの2部屋が消灯の対象でした。

来島海峡大橋を通過。
ライトアップされた橋が夜空にくっきりと浮かび上がり、幻想的な光景が広がっていました。

シャワールームには私以外誰もいませんでした。
シャワーを終えた後、展望デッキへ向かいました。

展望デッキに到着。
極寒の漆黒の海の上で、ただ一人、照明の下で静かにその時を迎えました。
体が冷える前に部屋へ戻り、就寝しました。

洗面台で顔を洗い、展望デッキへ向かいました。

明石海峡大橋が見えました。
ライトアップされた橋がとても綺麗でした。

レストランで名前を伝えてお会計を済ませました。
「寿」と書かれたかまぼこ、たたきごぼう、田作り。
縁起のいいお節料理、お雑煮、赤飯をいただきました。
お雑煮の汁は熱々でした。

大阪南港到着のアナウンスが流れました。
乗客が続々とロビーに集まってきました。

下船が始まりました。
長い通路を3～4分ほど歩き、ターミナルに到着。
近くにあるモノレールで大阪駅を目指しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

■住所：〒559-0032大阪府大阪市住之江区南港南2丁目2-24
■営業時間：年中無休 9:00~19:50
■電話番号：06-6613-1402

■住所：〒800-0115 福岡県北九州市門司区新門司1丁目6
■営業時間：年中無休 9:00~19:50
■電話番号：093-481-1780

■名称：明石海峡大橋(アカシカイキョウオオハシ)
■開通日：1998年4月5日
■場所：兵庫県の神戸市〜淡路島の間
■橋の長さ：全長3,911m

■名称：瀬戸大橋(セトオオハシ）
■開通日：1988年4月10日
■場所：四国〜本州の間
■橋の長さ：全長12,300m

■名称：来島海峡大橋(クルシマカイキョウオオハシ）
■開通日：1999年5月1日
■場所：愛媛県今治市〜大島の間
■橋の長さ：全長4,105m