新幹線みずほ乗車記🚅グリーン席・自由席・指定席チケット予約&買い方 車内

思い切って新幹線で旅行に行こう!と予定は立てたものの、新幹線ってどうやって乗るのかさっぱりわからないし、「どこから乗れるのか」「乗車券はどこで買えるの?」といった方もいるかと思います。

私は今回福岡から大阪までの移動で新幹線に乗る予定があったので、実際にチケットを購入し、出発から到着までの様子をまとめてみました。

今回は鹿児島県の鹿児島中央から福岡県の博多駅まで乗ってみたので、車内の様子や実際に乗ってみた感想などを簡単ではありますがご紹介します!

新幹線の予約方法

みどりの窓口

JRの特定エリアにはみどりの窓口というものがあります。

初心者の方でインターネットや代理店などで購入することが不安という方はJR線の特定の駅に設置されている「みどりの窓口」という場所で受付の方と相談しながら購入すると安全です。

みどりの窓口で乗車する日付、人数、座席の種類(自由席・指定席)などを伝えるとスムーズにチケットが受け取れます。

対面式のみどりの窓口とは逆に無人の「みどりの券売機」というものがJRが指定する駅に設置されています。

こちらは無人機ですので、少し慣れてきたらみどりの券売機にて購入するのもいいかと思います。

ちょっとした注意点

お正月やお盆などの帰省ラッシュ時など、みどりの窓口が混んで予約していた時間に間に合わなくなってしまうケースもあるので、時間に余裕を持って駅に向かいましょう。

個人的には、出発する1時間前ぐらいに到着してチケットを発券した方が良いかと。
早めに到着しても、新幹線に乗車した時に食べる食料などを買ってたらいつの間にか時間が経っています。

インターネット

新幹線が予約できるサイトは5箇所です。

予約する路線によって乗る場所が異なるので、予約する際は出発地や目的地、直行列車・各駅停車なのかを確認した上で予約してください。

慣れてしまえばインターネットで予約して、当日みどりの券売機で発券という流れが理想です。

旅行代理店

旅行代理店で私も購入したことがあるのですが、とにかく安くチケットを購入することができます。

インターネット予約の早割でもまぁまぁ安くはなるのですが、私が過去に利用した例で言うと、日本旅行さんの「【新大阪⇔福岡(博多・小倉)・熊本】バリ得こだま・ひかり・つばめで行くお得な旅」というプランで指定席で片道¥8,400で乗車することができました。

各駅停車なので通常料金の時間よりは到着時間が長くなってしまいますが、新大阪から博多まで片道4時間ほど。
乗車中は持ってきたタブレットで映画などを見たり、寝ている間に到着するので超格安で乗ることができました。

自分で選べる指定席料金で¥8,400なので窓側の席を選んで快適に目的地に向えます。

新幹線のきっぷの種類

きっぷには「自由席」「指定席」「グリーン席」「グランクラス席」の4種類があります。

私は当日みどりの窓口で指定席タイプを選択しました。

「自由席」特急券

自由席は新幹線の中で一番価格が安く、時間を気にせず好きなタイミングで乗ることができるのが利点です。

みずほ号の場合は青3列、赤2列に分かれた座席タイプでした。

ですが繁盛期にもなると座席が確定で確保されているわけではないので、座れないこともあります。

コンセントは車両の最前列と最後列の壁側、各席の壁側に1つしか無いので窓側の席を確保しておくといいと思います。

「指定席」特急券

指定席は予約した際に設定した自分の好きな場所に座ることができます。

外の景色を楽しみながら移動したいという方、お盆休みや年末年始など混雑が予想される時期にご家族で新幹線に乗って旅行するという方は確実に座れた方がいいと思うので指定席をオススメします。

自由席と同様に、コンセントは車両の最前列と最後列の壁側、各席の壁側に1つしか無いので窓側の席を確保しておくといいと思います。

窓側ではなく、通路側だとすぐに移動ができるので自分に合った席を選んでみてください。

指定席券を購入する際のちょっとした注意点

指定席の場合は、予約していた時刻の席を予約するので乗り遅れてしまうと指定席は無効になってしまうので次の列車からは自由席扱いになってしまうので注意が必要です。

「グリーン席」

自由席・指定席のある車両よりも座席の幅が広く前後の間隔にも余裕があるので快適に乗れます。

若干料金が高く設定されているため、ビジネスマンなどに多く利用されている為、静かで快適な車両になっています。

追加料金はかかりますが、普通席には無い設備がたくさんあります。

普通車には無いフットレスト機能や、レッグウォーマー、肘掛け収納の折り畳みテーブル、場所によってはパーサー(客室乗務員)の方が各座席にお絞りを持ってきてくれたり、膝掛けをレンタルすることができます。

車内は普通車に比べて若干薄暗く設定されているので、背もたれに着いた読書灯で手元を明るくして作業することもできます。

各座席の肘置きの先端部分にコンセントがあるので、スマホやパソコンといったものを持って行く際はコンセントなどを持っていくと移動中は充電残量を気にすることなく作業することができます。

東北・北海道新幹線限定「グランクラス席」特急券

東北・北海道新幹線 / E5系・H5系、北陸新幹線 / E7系・W7系、上越新幹線 / E7系限定でグランクラスの特別席があります。

他の席ではまずない肘置きの所にコンセントやコントロールパネルが付いているので、背もたれの調節などが簡単にできるようになっています。

グランクラスだけ車内の様子が全然違うので特別な日に利用してみるのもいいかもしれません。

新幹線のきっぷの買い方

新幹線専用の券売機は緑色です。

電車・新幹線のきっぷを購入する際、困ったことがあれば券売機に付いている呼び出しボタンを押すと、券売機と券売機の間から駅員さんが顔をひょこっと出して相談に乗ってくれる場合があります。

困ったときは利用してみましょう。

券売機に近付くと、指定席、自由席に乗るための項目がモニターに表示されているので、自分が乗るきっぷの項目をタッチします。

新幹線に乗ることができる駅

日本全国に10路線の新幹線が開通しています。

新幹線の乗車可能駅ついては各新幹線の公式ページからチェックしてみてください。

改札の通り方

新幹線専用の改札口付近には「新幹線のりば」と大きい文字で表示されています。

通常のきっぷでは入場できないようになっています。

新幹線用の改札口は青色で見た目がかっこいいです!

新幹線のきっぷを改札機に入れると、正常の場合緑色のランプが点いてきっぷが出てくるので取って改札を進みます。

もし、入れたきっぷが何らかの不具合があってうまく読み取られなかったり場合は、駅員さんを尋ねてみてください。

改札を通ったあとは、自分が乗る新幹線が停車する場所へ向かいます。

改札を通った先にも電光掲示板があるので、入り口で確認をしたけど忘れてしまった!という方は電光掲示板を見て、乗り場の番号を確認し乗り場へ向かいます。

新幹線には大きな電光掲示板がある

新幹線の乗り場や駅のホームには頭上に時計と発車する新幹線の出発時刻、乗り場の案内が電光掲示板に表示されています。

自分が乗る新幹線の乗り場の番号を歩きながら確認ができます。

改札を通る前に一度時間や乗り場の番号をチェックしておきましょう。

今回私は06時00分発のみずほ601号に乗って博多駅へ向かうので乗り場は21番ゲートとなります。

壁に大きく21・22と書かれていたので階段・エスカレーターを使ってホームヘ向かいます。

新幹線の乗り場は車種によって停車場所が異なります。

博多駅の場合だと鹿児島中央行きの停車する新幹線は「のぞみ・ひかり・こだま・みずほ・さくら・つばめ」の6種類。

新幹線のホームに設置されている柵に列車ごとの待機場所が記されていました。

待機している場所の足元に現在の場所には何号車が止まるのかが表示されたステッカーが貼られているので、困ったら地面を確認してみるのもいいかもしれません。

電話をするときはどこへ行けばいい?

車内の座席や客室内での通話は禁じられています。

もし電話をする場合は、車両の連結部(デッキ)へ行くと通話ができます。

車内の様子

座席

今回乗車したのは普通車の指定席です。

車両の左右に2席ずつありました。

荷物が多い場合は車両の後方に荷物スペースのある特大荷物スペースつき座席の席がオススメです!

自分の座席の後ろが特大荷物スペースなので大きな荷物(荷物の3辺の合計(A+B+C)が、160cm超250cm以内の「特大荷物」が対象)の場合必ず特大荷物スペース付き座席を予約する様にしましょう。

ベビーカーなどを利用する方も、特大荷物スペースを利用する事ができます。

手荷物のサイズに関してはJR西日本の公式サイトからご確認ください。

ベビーカーを利用する方は要注意

以前別の新幹線車両に乗車した際に遭遇した際に見かけたのですが、ベビーカーの方は新幹線だと2席確保しても通路側にはみ出してしまうケースがあって、大きさによっては通路を塞いでしまう恐れがあります。

赤ちゃんと一緒に乗車する際は注意が必要です。

ちょっとした注意点

こちらの席を予約せず、別の席から特大荷物スペースに荷物を置いてしまうと乗務員の方に1,000円を支払わなければならないので注意しましょう。

ちなみに3辺の合計160cm以下の荷物は予約不要で、窓側座席の頭上にある荷物棚に収納することができます。

窓側の下の方にAC100Vのコンセント穴が1つありました。

延長ケーブルやたこ足配線などを持って行っておくと自分手元までコードが伸びます。

手元で端末を充電したい方は、持っておくといいです!

今回乗車した「みずほ」は、高さは約1m4cm、幅は約46.5cmです。

通常の新幹線の普通車指定席は座席配置が2人掛け+3人掛けの5席なのですが、山陽・九州新幹線を走る列車の普通車指定席は、座席配置が2人掛け+2人掛けの4席となっているのでグリーン車の椅子の幅とあまり違いはありません。

窓側座席は左側、通路側座席は右側の腕置き部分にリクライニング可能な黒いボタンがついているので、押しながら調節します。

リクライニングも20度ほど傾く仕様になっています。

リクライニングは倒せるだけ倒して過ごしていました。(笑)

収納式のボトルホルダーも腕の部分にあるので、飲み物が置けます。

座席前に折りたたみ式の机があるのですが、そこに飲み物を置くと倒れてしまう可能性があるのでボトルホルダーは何かと重宝しました。

座席の前、前の席の方の背もたれの裏側の部分に収納式のテーブルがあるので、食事や飲み物などを置いておくことができます。

目の前にある収納テーブルでは現在座っている車両周辺の設備、扉付近では車内全体の設備の場所が記されている新幹線の車内図が見れました。

トイレの場所や喫煙所なども車内マップで確認しておくとスムーズに向かう事ができるので困ったら車内マップをチェックしてみましょう。

洗面台

洗面台はとても明るく、鏡の中にも照明がいくつもありました。

パウダールームは洗面台の鏡の長さが更に長くなった感じでした。

蛇口はセンサータイプなので手をかざすと水が出ますが、液体石鹸は手動タイプでした。

収納式のフックがあるので、ちょっとしたカバンなどを引っ掛けることもできます。

パウダールーム・洗面台にはカーテン・コンセント・フックが共通で完備されていました。

パウダールームや洗面台を使用する場合、カーテンを使うと周りの目を気にせず身支度ができます。

トイレ

トイレは男性用・女性用・男女兼用の3種類がありました。

男女兼用トイレにオムツ交換台やベビーチェアーがあるので幼児と一緒に乗車した方にも優しい造りになっていました。

新幹線のWi-Fiを使ってみた

東海道新幹線、山陽新幹線、九州新幹線の車両限定で、新幹線に乗車した方のみが利用できる無料の「Shinkansen Free Wi-Fi」というものがあります。

対応している言語は日本語、英語、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語、タイ語7カ国8言語に対応しています。

Wi-Fiの接続方法は普段Wi-Fiに繋いだ事がある方は普段通りの手順でスマホやパソコンが接続できます。

  • 「設定」を開く
  • 「Wi-Fi」をタップ
  • 「Shinkansen Free Wi-Fi」を選択してタップ
  • メールアドレスを入力
  • 利用規約を確認して同意にチェック
  • 「インターネットに接続する」をタップ

接続方法は簡単!

メールアドレスを入力して利用規約に同意した上で送信します。

先ほど入力したメールアドレス宛に「株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス」という所から認証登録のリンクが添付されたメールが受信されます。

リンクをクリックすると本登録が完了し、無料Wi-Fiを利用する事ができます。

新幹線から降りる際は、出したテーブルやリクライニングを元の位置に戻して忘れ物がないか確認した後、車両の前方と後方にある扉から降ります。

実際に乗車してみた感想

今回は新大阪駅から博多駅まで新幹線に実際に乗ってみたのですが、コンセントも付いていて机もトイレもあるので快適に目的地まで過ごせました。

夜行バスや船だと大体10〜16時間程かかるのでそういった面を踏まえても半分ぐらいの速さで到着できます。

特急列車に乗ると停車する駅も少なく2時間30分程度で到着するので急ぎの方は特急列車、時間に余裕のある方は各駅停車で時間はかかるけど格安で乗れる新幹線などもあるので、自分に合ったプランで新幹線に乗ってみてください。

これから新幹線に乗ってお出かけする方はお気をつけて行ってらっしゃいませ(´∇`)

良い列車ライフを\(^O^)/

※掲載情報は2023年9月11日公開時のものです。
※新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、店舗や施設によっては営業時間などが変更になっている場合があります。
※現在の内容、プランや料金などが異なる場合がありますので、お出かけの際は必ず事前に公式サイト等で情報を再度ご確認ください。
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