折田汽船フェリー屋久島2完全ガイド。鹿児島〜屋久島・宮之浦｜ブログ

屋久島・宮之浦港。
ターミナルの1階にある窓口で乗船券を購入。
待合室へ行くと、作業員さんがベンチで寝転がっていて入りづらい。
結局、外で待機。

フェリー屋久島2が到着。
岸に近づくと、船首から「索発射銃」が発射され、勢いよくロープが港へ投げ込まれました。

乗船が始まり、待合所を出て1分ほど歩きタラップを登りました。
乗船口で乗務員から「階段下に荷物を置いてください」との指示。
スーツケースを置いて大部屋へ向かいました。

予約していた1階の客室に到着。
カーペットが敷かれた相部屋タイプの「2等室」。
この船で1番安い部屋です。

フェリー屋久島2の木甲板は温かみがありますが、経年劣化で腐食が見られます。
水を含んだ床材が沈む箇所もありました。
30年以上経っており、メンテナンスや交換が必要な状況です。

ここ最近、フェリー屋久島2ではクラウドファンディングで募金活動をしているので、チェックしてみてください。
(※2025年04月11日に募金終了※支援総額5,817,055円)

定刻通り宮之浦港を出港。
屋久島は曇りでしたが、港を離れる船からはうっすらと山並みが見えました。

うどんコーナーがオープンし、肉うどん（680円）を注文。
麺は柔らかくコシは弱めですが、出汁がしっかりしていて美味しかったです。
営業時間はわずか30分と短く、急いで食べ終えました。

外に出ようとしましたが、デッキは封鎖中。
乗務員によると、「海上の風が強まり、安全確保のため」とのこと。
「1時間ほどで開放予定」と説明されました。

2時間仮眠後に起床。
展望デッキが開放されていたので外へ。
開聞岳や夕日に照らされた種子屋久島高速船とすれ違いました。
到着2時間前の夕景が美しかったです。

16時37分、1階「うみがめルーム」が開放。
ウミガメの赤ちゃんが2匹泳ぐ水槽がありました。
室内には保護活動の展示もありました。

日が暮れ始め、展望デッキの照明が点灯。
本来はあと10分で鹿児島港到着予定でしたが、荒天で遅れが出ていました。
夕暮れ時の景色をぼんやりと眺め、暗くなる少し手前で部屋に戻りました。

鹿児島港に入港。
船首から「索発射銃（さくはっしゃじゅう）」が放たれ、港に縄が張られました。

フェリーを降りると、数台のタクシーが待機中。
私は15分ほど歩いて路面電車のいづろ通駅へ。
鹿児島中央駅まで16分、運賃は170円でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

■船乗り場：南ふ頭旅客ターミナル
■住所：〒892-0814 鹿児島県鹿児島市本港新町6番地

■船乗り場：宮之浦港
■住所：〒892-0814 鹿児島県熊毛郡上屋久町宮之浦1208-1